国土交通副大臣、内閣副大臣及び復興副大臣就任ご挨拶

 本日8月5日、安倍総理より国土交通副大臣兼復興副大臣、内閣副大臣に任命され、陛下のご認証を賜りました。
 国土交通省はわが国の経済、そして国民生活に関わる幅広い分野を担当しています。国民の安全・安心に関わる部分では、東日本大震災からの復興の加速、そして本年に発生しました熊本地震など、毎年のように各地で発生する災害への対応、防災・減災対策、インフラ老朽化対策等にしっかりと取り組んで参りたいと思います。
 また、社会資本の計画的な整備、観光立国の推進等を通じた地方活性化にも取り組んで参りたいと思います。今年、新しい観光戦略「明日の日本を支える観光ビジョン」が策定されましたが、その中では、2020年には訪日外国人旅行者数を4,000万人に、訪日外国人旅行消費額を8兆円まで引き上げることが目標として掲げられています。いずれも2015年比で2倍超という高い目標です。
 地方創生の観点からの交通インフラの整備も重要です。わが兵庫県内にも、山陰近畿自動車道、大阪湾岸道路西伸部、播磨臨海地域道路といった幹線道路の事業計画が存在しています。全国各地のこうした社会資本整備の需要に対し、ひとつひとつ着実に対応していくことが、重要だと考えます。
 また、内閣府においても、復興担当の副大臣を拝命いたしました。東日本大震災の復興と福島の再生が、わが国の最優先課題であることは論を待ちません。
 復興のスピードを上げることも重要ですし、私も阪神大震災を経験した神戸の出身ですので、被災者に寄り添う姿勢の重要性も認識しています。この二つをしっかりと両立させながら、政府の職員の皆様と一緒に、精一杯取り組んで参りたいと思います。
 安倍内閣の一員として、緊張感を持って謙虚に国民の声に耳を傾けながら、職責を果たして参りたいと思います。関係各位の皆様の引き続きのご指導ご鞭撻を、何卒よろしくお願い申し上げます。
参議院議員 末松 信介

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